【伝説日記vol.81】運動とガン治療
1勝1敗
今週から本格的にランニングを再開。
朝は子供たちと2km。
夜は一人で3km。
去年、再発する直前のランニングは、5分/kmのなかなかのハイペースで、5km〜10km走っていました。
アプリでも管理して、速さ、距離の目標も立てて、本格的なトレーニングのようなランニングが日課でした。
今は、アプリも使わず、スローペースで、ランニングというより「ジョギング」
火がついてしまうと、ムキになるタイプなので、とにかくゆったりと走れる環境作りを意識しています。
2年前は、ジムに通っていました。
サイクリングマシン、ランニングマシンなどの有酸素運動でかなり追い込んでいました。
末期ガン患者とは思えない運動量だったと思います。
結果的に、
2年前のジム通いの末、腹膜ガン消滅という奇跡。
1年前のランニングの末、腹膜再発という凶報。
もちろん、この運動が全ての原因ではないのは承知の上なので、
「勝った負けた」の表現は、冗談なのですが、
それぞれの1つの要因になったとは、自分の事ながら感じています。
その中で、
今の僕の答えとしては、
適度な運動(ランニング)は、
治療に効果的
ということ。
これまでの記事にも書いてきましたが、
『1敗』という去年の敗戦については、
自分の体との相談が足りず、術後の体に負担をかけすぎた。にすぎず、
基本的に、
ランニングは
「健康的な体づくり」に繋がると、
今もなお、確信を持っております。
その理由を、今日はまとめたいと思っています。
あくまで、個人の意見であり、
現在、闘病中の皆様に、ランニング、過度な運動を斡旋・強要するつもりはございません。
焦って欲しくもありません。
“僕の”ガン治療においてのランニングの役割をまとめるとともに、皆様方には、その中で、自分の状況・病状・体にあった選択肢を持って欲しいと思っています。
僕も、昨年の入院から、この半年間は、ダラダラ過ごすことをモットーにしておりましたので、偉そうに言える口ではありません。
焦りは禁物です!!
あくまで、今の僕の場合。です。
ランニングが良い理由
心肺機能UP
有酸素運動を続けることで、心肺機能は確実に強化できます。
心肺機能強化は3つのメリットをもたらします。
参照:心肺機能を強化する3つのメリットとトレーニング方法10選
①持久力アップ
抗がん剤との戦い、そして大掛かりな手術において、持久力を持つことは優位な条件です。
僕も、もう手術は勘弁…ですが、万が一の時のために力は蓄えておきます。
②疲れにくくなる
これも、抗がん剤の副作用対策に繋がります。
肺機能と心臓機能を鍛えることで、全身の筋肉に送り届ける酸素量を増やすことが出来るため、エネルギーを多く生み出すことが出来ます。
③冷え性改善
後にも書くつもりでしたが、「がん細胞に冷えは大敵」です。
運動不足、血液の巡りをよくすることで、冷え性は改善します。
心肺機能を鍛えることで体の末端にも血液が届きやすくなるため、血液循環の悪化による冷え性の改善に効果が期待出来ます。
筋力アップ
僕は下半身を鍛えることに重きをおきます。
特に、ふくらはぎの筋力アップは大事だと思っています。
参照:ふくらはぎの筋肉を鍛えると、どんなメリットがある?
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血流にも大きな影響を与えています。なぜそのような呼ばれ方をするのかというと、「筋ポンプ作用」という働きによるもの。
おもに血液を送る働きをするのは心臓ですが、筋肉も血液を送る働きを担っているのです。
筋肉を使うと、伸び縮みする際に細くなったり膨らんだりして、筋肉が内部の血管を押しつぶします。
その結果、血管内を流れている血液が押し進められて流れやすくなります。
これが筋ポンプ作用です。
普段から適度な運動することで筋ポンプ作用が働き、血液の巡りがよくなるほか、心臓の働きもサポートされやすくなります。
ストレス発散
久しぶりにランニングをして一番感じたことは、このストレス発散効果。
運動嫌いの人には逆にストレスと感じてしまうのかもしれないけれど、僕も実際、走るのことや、ジムに行くことが「めんどくさいな」と思うことはしょっちゅう。
でも、実際に運動をしてみると、「スッキリ」するんですよね。
この爽快感のために、やってるようなモノですよね。
ランニングがストレス解消に繋がる理由・説をまとめているサイトを目にしたので、以下引用します。
参照:ランニング初心者集まれ
●エンドルフィン説
長く走り続けることによって、麻薬によく似た鎮痛作用のあるホルモン(エンドルフィン)が脳で分泌され、その作用によってランナーが快適な気分になれる。「ランナーズ・ハイ」とも言われる。
●瞑想説
ランニングのように単調な動きの結果、瞑想のようにリラックスした意識状態になれる。
●体温上昇説
ランニングをすると体温が上昇し、鎮痛効果が得られる。
●気晴らし説
ランニングは、不快な認知、感情、行動から気をそらせてくれる。
●支配感説
運動によって体力が高まると、自分自身をコントロールできているという支配感、制御感、充足感を覚える。
体温をあげる
上にも書いてあるので、分けて書くまでもないかとも思いましたが、
これはガン患者にとって非常に重要なことなので、強調して書きたいです。
「がん細胞に冷えは大敵です。」
逆に言えば、ガンは熱に弱い。
近代の研究により、がんが41.5℃〜44℃の温度で死滅することが解明されました。
しかし、体温を44℃にすることは不可能です。
ただ、その中でも、体温を高めることは重要なポイント。
イェール大学の発表によると、ランナーは37℃くらいの体温で走り出すが、ゴール地点では38.8℃まで上がるそうです。
それは身を以て体感できること。
僕は、その体温のまま、熱々のお風呂に飛び込みます!
ジムならサウナに!!
その後、キンキンに冷えた水風呂に入る至福がいいか悪いかはおいといて・・・笑
体温を高めに維持することは、癌サバイバーにとって必要なことだと思います。
抗がん剤を抜く
このことは、なんの科学的根拠もないので、完全に僕の体感であり、僕の勘違いの可能性も大いにあることはご了承の上でご拝読ください。
僕は、大量の発汗により、抗がん剤を体外に出せると信じています。
だからサウナや岩盤浴もよく行きますし、(コロナ禍で行けていないのが残念…)
ランニングで汗を流すことが、副作用対策になると思っています。
せっかく入れた抗がん剤を体外に出すことに意味があるのか?という議論にもなりますが、僕は、一度体内に巡った抗がん剤は、もう用なしになると思っているので、早く外に出したいのです。
だから水分も多くとって、尿もたくさん出します。
科学的には正しいかどうかはおいといて・・・
気分です!!そんな気分が、僕を助けてくれるんです!!笑
気持ちの整理ができる
最後に、ランニングのメリットをあげるなら、この気持ち。
無心で走る瞬間もありますが、それはそれで、いい時間。
ただ、基本的に、何かを考えながら走っていますね。
何がいいって、基本どんな考えが湧いてきても、ランニング中は、ポジティブに変換してくれるんです。
何か、体中のパワーが溢れてくるというか、強くなった気分になるというか。
イヤフォンから流れる曲が、涙を煽ってきた瞬間は何度も経験しているけれど、その涙も決してネガティブなものじゃなくて、
それは、心の汗で、気持ちを浄化させてくれているもので。。。
結局ナルシストなのかな?
頑張っている自分が好きなのかな??
と時に思います。笑
この気持ちに整理がつく感覚は、ストレス発散にも繋がっているし、アクティブで、ポジティブな日常を作ってくれます!!
無理をしない
これほんと大事!!
自分に言い聞かせないと。
何事もバランスが大事!!
いい運動を心掛けます!!
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