【伝説日記vol.92】あらたな治療の提案。選択のとき。
8-2コース投与
採血の結果、問題なく、アブラキサン+サイラムザ、無事に投与してきました。
2週間に一度の投薬。
前回の投与後の副作用は比較的軽く、いつもある重度の頭痛もなく、軽い倦怠感ぐらいでしたので、今回もどうか穏やかに過ごせることを願い、点滴してきました。
ただ、スキップなしの投与は久しぶりなので、そこそこきつめの副作用が来ることは覚悟しています。
『肌荒れ』の方ですが、皮膚科にかかって、もらった薬を毎日塗ってはいますが、効果は今ひとつです。
いつも、投与前には少し落ち着くのですが、今回は荒れたまま次の投与になってしまいました。
こちらもどうか落ち着くことを願っています。
創傷治癒遅延
ポート除去した跡の傷2箇所。
首と、鎖骨上。
写真も一緒に貼り付ければわかりやすい記録になりますが、まだわりとグロイのでやめておきます。。。
やはり治りは悪く、主治医に相談するものの、
結局「抗がん剤のせい」と言う言葉が返ってきます。
専門的な話になりますが、分子標的治療薬(※サイラムザ)は創傷治癒の過程の中で線維芽細胞増殖因子の生産が高まる増殖期に起こる血管新生を阻害し、その後の細胞外基質の形成と蓄積を妨げるためと考えられています。
それが『創傷治癒遅延』
いわゆる、傷が治りにくい原因と言われています。
鎖骨上の傷に関しては、今でも出血するレベル。。。
もう除去から1ヶ月も経つのに・・・
幸い、大きな痛みはないので、このまま放置して、皮膚が被さってくれることを待つしかありません。
とにかく、
また傷口からばい菌が入ることだけは避けないと!!
調子が悪くなる季節?
アメブロの方ですが、めっきり更新が減り、開くことも減ってしまっているのですが、僕自身がフォローしている方の投稿は定期的に拝見しています。
2年前、頻繁に利用していた頃から、新たなブロガーさんのフォローは基本的にしていないので、残念ながら亡くなった方も多く、僕がフォローしている方はごくわずか。
その方々・・・
最近、揃って体調を崩されているんです。
僕も変わらず、腹痛は続いていて、先週よりも悪化気味。
ある日、リプライでコメントいただいたのも、頭に残っているのですが、天気ってやっぱり体調に関わりあるんですかね??
気圧で頭痛が起きることは僕もよくあるし、「傷口が痛む」とかは、よく言いますが、体内や、内臓にもやっぱり影響があるのかなーって。
ほんと、揃って体調を崩されてて、そう思わざるを得ないです。
そんな中でも、ある方のお話。
ツイッターきっかけで知ったあるお方。
年齢が僕の1つ上で、発症発覚も僕の約1年前。
逆に1つ年下で同病のスキルス 仲間の存在はこのブログにも書いたこともあるけど、この1つ上の先輩も本当に状況がよく似ていてびっくりした。
スキルス で、播種で、余命宣告されてて、同年代で。
そしてまだ小さい、かわいい子供たちがいる…
僕自身、色々な心情もあって、交流は避けがちだが、存在を知ってすぐに、思わずこちらからメッセージもしたんです。
昨日、ツイッターを開くと、残念な報告をされていました。
「もう、できる治療がないと言われた。」と
見た瞬間、心臓が素手で握られたかのように、キューっと痛んで・・・
その方の気持ちに同情しただけでなく、申し訳ないが、瞬時に自分ごとのように置き換えてしまった結果だと思う。
同じように闘病してきたからこそわかる。
その言葉の鋭さが。
自分に置き換えたとき、、、
リアルに想像したとき、、、
本当に自分にそう言われた気持ちになって、
これまでの治療の辛さが走馬灯のように頭を駆け巡った。
あんなに辛くて嫌な治療でも、
「できない」と言われることの方がよっぽど辛い。
そう思って、涙が出てきた。
もちろん、決して負けが決まったわけでもない。
その方もそうおっしゃっていた。
言葉をかけたかった(コメントをしたかった)が、
かける言葉が見つからなかった。
きっと持ち前の明るさで、この困難も乗り越えてくれると思う。
頑張ろ!!
次なる治療
今日。
あらためて、治療を変える提案をされた。
「あらためて」と言うのは、先月の入院時にもされた提案だからだ。
あの時は立ち話で、入院中、まだ体もしんどい中で、
急な『最終勧告』をされた感覚が強く、そのことはブログでも愚痴った。
あの時記したことを少し訂正したい。
今日、話した結果、僕にはまだ後2段階治療は残っているらしい。
・オプジーボ
・フォルフォックス
というもの。
オプジーボが3次治療で最終治療と思い込んでいたのだが、まだあるらしい。
とは聞いたものの、今日はオプジーボの詳しい話しか聞けなかったので、家に帰って調べてみると、フォルフォックスはオキサリプラチン?
それ、僕、もう効かなくなった1次治療の薬剤なんやけど????
ま、そのことはまたあらためて主治医に確認するとして…
それでもオプジーボに移行するということは、事実上、残る治療が減るということで、僕にとっても「もう、できる治療がない」…に近づくことに間違いない。
では、なぜこのタイミングで主治医は提案してくるのか?
それは、やはり僕の今の症状からの判断。
腫瘍マーカー・CT画像・症状、全てを考慮して、判断していくべきだが、今のところ僕は、マーカーも画像も特段悪くなっているわけではない。
しかし、そんな中、「痛み」の症状は継続していて、いつ、マーカーや画像に大きく現れるかわからない。
主治医曰く、「オプジーボは、がんが大きくなればなるほど、効きにくくなる」
だからこそ、S字カーブでいう、緩やかな曲線の間に、オプジーボに切り替えることを勧められた。
理屈はすごく理解できたし、前回入院時、唐突に言われた時に比べて、冷静にも話できたので、ポジティブに捉えているが、やはり、もう少し時間をかけて考えたいと思う。
今の薬剤で、進行が止まっているだけに、継続する意味も感じてしまうのが本音。
もう少し、いろんな情報を集めて精査したいと思います!!
播種って、まじで厄介。
なんでこんな病気になったんやろか…
って久しぶりに思う自分がいます。
この世から、
病気も災害もウイルスも・・・
全部なくなったらいいのに!!
と、なんとも極端で単純な願いを
心から思う自分がいる今日この頃です。
あ!
そんなん言うてたら今頃気付いたけど、
七夕で、寿司は食うたけど、
願い事し忘れてるわっ!!
間に合うかな??
もうあかん??
ま、ええやんな!
ギリ
セーーーーーフ!!笑
ということで…♡
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