【伝説日記vol.104】医者の最後通告。
現状 まいっています
ブログをやっていてよかったと思うことは多々ありますが、
すこしばかりか発信力(量)が増えたことと、みなさまのおかげで、
欲しい情報や、得たい知識を提供してもらえることが大きなメリットだと、最近よく感じます。
今、調子がよくありません。
感染症、菌血症にかかり、1週間。
先ほどいただいた書類にも『重症感染症』と記入があり、
たしかに前回の感染時とは比べものにならないかんじで、
1週間たった今もしんどいですし、寝たきりの時もあります。
食事もほとんど食べていません。
その中で一番厄介なことが、夜中眠れないことです。
1時間おきにおきてしまいます。
その症状を主治医に伝えても、原因がわからず、明日、神経内科も受診しますが、そこがクリアにならなければ、退院も伸びそうです。
そこで、以下に症状をまとめますので、「心当たりある方」「体験談」「情報」をお持ちの方は、コメントいただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
また、いつもは閉鎖しているコメント蘭で、今回開放しますが、コメントは全て非公開にさせていただきますし、その点で返信も基本的には難しいこと、ご理解ください。
かさねて、この病状に関する情報以外のコメントはお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
・仰向けに寝ていると背中が痛くなる
・ねころびはじめて1時間後には痛み始める
・背痛は左右関係なく全体的。背中上部。肩甲骨周辺。
・寝返りをうつことが難しいくらい痛む
・首を動かしても痛い
・痛みと同時に発熱しはじめる。背中も熱をもつ。
・日中、起き上がってすごしていると痛みも和らぎはじめる
・昼寝でも痛みはじめる
・ファーラー位も試したが、気持ち和らいだくらい
自分でも色々調べましたが、症状が似たようで違うものばかりで。
時間が解決してくれる、炎症のようなものならいいのですが・・・
背痛は内臓疾患が原因であることが多いので、この感染症が原因となって、内臓の疾患がこの痛みに出てきてしまったのか・・・
とにかくゆっくり寝たい
基本的に無理なのですが、今日は、うつ伏せ睡眠にチャレンジするつもりです…
昨日のこと
主治医と今後の話。
— そうた/癌サバイバー (@igan2017) October 5, 2020
もう積極的治療は無理。
打てる手がない。
耐えられる体じゃないので緩和ケアをすすめられました。
病室に戻って嫁と泣きました
昨日のツイートに反応いただき、心込もるコメント、個別に連絡くれた人・・・
ありがとうございます。
昨日は3日ぶりに嫁が面会に来てくれる日で、
朝から調子が悪く、ずっと横になっていたのだが、
前夜から心待ちにしていた。
コロナ禍で面会は原則禁止。
ただ、今回なぜかラッキーにも、無料個室に入っているので、
タイミングよければ、荷物の引き渡しくらいなら入れてもらえる。
ほんの一瞬だが、顔が見れて、ひとことふたこと交わすだけでも、心が安らぎ、安心する。
ただ、この日は、もう少しゆっくり会えるとも思っていたので楽しみにしていた。
というのも、
「主治医から話があるって電話あったよ。」
と嫁から聞いていた。
前回の入院時、同じような電話があったときは、正直驚いた。
嫁に直接、病院から電話で呼び出しがあることなんてなかったので、
「悪い話」だと思い、びびっていたのだが、この時は、そうでもなかったので、
今回も「入院についての話」があるだけだと思っていた。
14時から主治医との話と聞いていたので、13時に病院に来ると言っていた嫁。
来る気配がなく、直前に「遅れる」とLINE。
腹が立った。
楽しみにしているのは所詮俺だけだと・・・
せっかく会えるチャンスなのに、遅れる意味がわからない・・・
ふて寝?…そのままウトウトして、起こされた相手が主治医。
時計を確認すると14時半。
あれ?嫁は?
車椅子は断り、だるい体、頭痛も抱えながら、主治医について行くと、
途中で座る嫁と合流。
言葉も交わさず、助手の先生も交えて、4人で診察室に入った。
血液検査の数値からはじまり、今の治療、そして抗がん剤の話・・・
簡単な説明で終わると思っていたのに、なにか違う。
ボーッと聞いていたけど、ひとつスイッチを切り替えた。
「・・・・、で、もう治療は難しいと思う」
あ。
そういう話ね。。。
「もう、抗がん剤が命を縮めかねない」
「緩和ケアに・・・」
ついにこの瞬間ね。
不意打ちやけど。
「はい、僕もちょうどもう治療はええかなって思ってて…」
なんて言ってみちゃったりして。
15分ほどで終了。
終わって病室に帰る途中、
嫁「ごめんな。ほんまはずっと病院にいて・・・」
先に話を聞かされていたらしい。
で、このまま旦那に話していいか、確認されたみたいで。
ほんまにそんなことするんやね。ちょっと感心した。
病室に付き、
「頼んでたアイスの実は?」
「あっ!!」
と、看護師に預けていたことを忘れていた嫁は取りにもどった。
病室にひとり。
ベッドに座り、一息ついた。
涙が出た。
止まらない。
うずくまって泣いた。
タオルを顔にあてて。
思ったよりも早く帰ってきた嫁。
横に座って背中をなでてくれた。
途中、もたれかかってきた嫁。
一緒に涙を流した。
ひとりで本人に黙って内緒で話を聞いて、、、
そんな不安をかけてしまったこと、
まだこんな年齢でそんなことを経験させてしまっていることに、
心から申し訳ないと思ったし、
こうして寄り添ってくれることに愛を感じ、心から感謝した。
後で聞くと、
家に帰っても泣けない嫁は、病院の駐車場でもうひと泣きしてから帰ったらしい。
ごめんやで。
涙はね・・・
悲しいとか絶望とかじゃなくて、なんなんやろ。
一番適切な表現は「悔しさ」かな。
がんに勝つ前に、抗がん剤に負けた悔しさ。
嫁に悲しい思いをさせてしまった悔しさ。
今もなお痛みと辛さに負けてしまいそうな悔しさ。
「緩和ケア」「涙」という投稿をしてしまい、
いかにも絶望感が伝わったかもしれないけれど、
案外そうでもない。
それを証拠に、翌日にこうして、ネタにしてブログがかけている。
ま、書きながら、また涙目にはなったけどw
正直な心境は、複雑なかんじ。
心境
半々ってかんじ!!
終わらせるつもりはない自分。
と
終わりに向かおうとする自分。
このあと、一度、色々思いを書いたんだけど、消しました。
徐々に死生観の話になって、しんどくなってきて。
書ききれる気がしなくなったので、またどこかでその思いは・・・
とりあえず、
治療はまだできる可能性はあります。
退院したら別の病院に行くつもりですし。
ただ、自ら無治療を選択する可能性も十分にあります。
あきらめないです。
でも、
あきらめます。
30歳からオリンピック目指す美学と、
あきらめる美学。
そんなかんじ。
結局消したけど、書き疲れました。
頭いたい・・・
とりあえず僕がお伝えしたかった今の思いは2つ。
そんなにヘコんでいませーーーん♪♪笑
そして、
奇跡ちゅーても、
小さい奇跡ね!
小さい奇跡起こし続けたら、
いつか大きな奇跡になってるってやつ。
早速。
点滴部分痛いから、差し替えてもらおうと思ったけど、
ナースコールじゃなく、念力で看護師呼んでみたら、
ほんまに来てくれた!!
さすが奇跡の男!
そうた!!
ちゃうか。
ま、ええか!
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