【伝説日記vol.89】退院から1週間。
なかなか
退院して1週間が経とうとしていますが、
なかなか本調子には戻らないのが現状。
腹痛が相変わらずで、体も重く、そのせいで気分も上がらない。
先週の火曜日に打った抗がん剤の副作用は、おそらく抜けているので、やっぱり腸の不調が原因かな・・・
今日、1週間ぶりの診察でしたが、傷口の回復は順調とのこと。
ただ、まだ傷口が塞がらないのは不安だし、またその傷口からばい菌が入らないように気をつけないといけない。
また病院送りは本当に勘弁!!
自粛期間が伸びた…と割り切ろうとは思ってはいるが、
体調が戻らない焦りもあるせいか、やはりこの1ヶ月が無駄な時間だったようにしか感じず、その思いがまた脱力感をもたらせてしまっているのは否めない。
ま、それもこれも、やっぱり体調のせい。
体調さえ戻れば、気分も上がるはず。
腹痛さえなくなれば!!!!
もう少し時間はかかりそうだけど、
徐々に回復はしていると思うので、
まぁボチボチかな…と。。。
ここで無理したらどうなるかが身に染みているせいか、
いつもなら今週はじめからでも仕事復帰していたタイミングだけど、
焦った気持ちを押さえ込んで、今日の診察まで様子をみた。
それはある意味成長かな。
仕事復帰
明日から営業を再開。
これまで、病気療養明けは、働きたくてウズウズしていたのだが、今回はその気持ちが薄い・・・が本音。
やっぱりこれも、体調が万全じゃないせいかな。。。
もう少しゆっくりしてもいいんじゃないか…と
心の中の自分が語りかけてくるけれど、自粛期間から続いた休業で、
なんやかんや2ヶ月無収入。
これはさすがにきつい!!!!
お客さんももう呆れてるかもね…
ま、そこまでの体力仕事でもないし、休み明けで暇だろうし、体に負担はそこまでないので、逆に気分転換になってくれることを願いたいと思いますw
癌治療と仕事
だいぶ前に、ブログにも書いた記憶がありますが、
ある報道番組で取り上げられていたことに言及しました。
「がんでも働くのが当たり前」
「治療しながら働く時代」
「がん治療と仕事は両立できる」
的な表現に対して、そこまで言い切られると、プレッシャーにもなるし、焦りにもつながる。と言った心情を記しました。
結構、
しんどいんですよ・・・
そりゃ、2人に1人ががんになる時代。
よほどの保険、保障がなければ、生きるためには働かざるを得ないし、「がん治療と仕事の両立」は必要不可欠になってくるだろう。
でも、それが『当たり前』であり、『一般的』だと表現された時、当事者は必要以上の無理を強いられ、優先すべき事柄を見失うことすらあると懸念される。
僕ががんになったことで、強く自分に言い聞かせるようになった考え方。
働くために生きる
のではなく、
生きるために働く
この根本の考え方が崩れてしまいかねない。
どこまでの無理が必要で、
どれほどの頑張りが不要なのか…
そこに答えがないだけに、難しい。
もちろん、業種、雇用形態、何より、まわりのサポートによっても大きく変わってくる。
だからこそ、その時見た報道番組に大きく違和感を感じたんだと思う。
人間、自分の立ち位置を確認するときに、人の目線が気になることはもちろんあるし、それは病人も同じ。
いや、病人は特に、どう見られているかを気にする傾向にあるかもしれない。
だから、「仕事をすることが当たり前」「治療と仕事は両立するもの」と世論で断定されてしまったとき、まわりのサポートを受ける身として、気が引けることも大いにあるに違いない。
だからと言って、同情をして欲しい。サポートされることが当たり前。だと言いたい訳でもないし、そんな気持ちは個人的にも一切ない。
そのバランスこそが、『がん治療と仕事の両立』に必要不可欠な考え方だと思う。
僕は、病院で受ける治療だけが、治療だとは思っていない。
やりたいことを楽しむことや、夢を叶えることこそが、生きる活力にもなるし、何より、ストレスを解消し、発散することが1番の治療だと思っている。
僕の場合、その手段(治療)にはお金がかかることが多い・・・汗
だから、その多くを包み隠さずにブログ等でも表現したときに、心配がられたり、呆れられたり、ときには批判も受けることもある。
ただ、人にどう思われようと、その考え方の1番の理解者が「嫁」であること。
そして、自営業で、規模的にもある意味「自由業」であること。
これらには本当に恵まれたと思っているし、感謝している。
たらればだけど、サラリーマンだったら、こうも自由に闘病生活を送れていないと言い切れる。
お金が大事
健康が大事
今、新型コロナでまさしく全世界の課題、問題となっていること。
経済でも人は死んでしまう。ということ。
この問題に答えはあるのか?
まさしく表裏一体なのかもしれない。
がん治療に限らず、闘病とお金の問題は決して切り離すことはできないということ。
僕は、なんやかんや、体が動かなくなるまで、働く覚悟はできている。
今は瞬間的にちょっと乗り気じゃないだけで、基本的に、大好きな仕事につけているから、苦もなく、楽しんで働き続けるだろう。
それって
本当に幸せなことなんだと思う。
そう考えたら、
明日からまた楽しみに思えてきた!!
今日書いた内容に、明確な答えを導き出せた訳でもなけりゃ、ただただ、自分の思いを述べ、自己満足で終わることにお詫びはさせていただきますが、
とにかく、がん治療に励む人々に、
「無理はしたらあかん!焦らんでええやん!」って、、、
「でも、俺は、生きたい(遊びたい)から、多少は無理すんねん!」
「あまり参考にしないでね」って、
言いたかっただけなのかな・・・www
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