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andecaliximab(アンデカリキシマブ)

製造：ギリアドサイエンシズ社(米)
・製薬会社売上世界７位
・バイオ製薬会社としては世界第２位
・HIV・インフルエンザなどの感染症治療薬の分野では独走している
種類：MMP９阻害剤
作用：細胞レベルの阻害

以下説明しまーす

 そもそもMMP９とは？
マトリックス・メタロ・プロテアーゼ９という酵素
ガン細胞の転移の過程は、まず
①基底膜や
②細胞外基質への浸潤

①②これらをまとめて簡単にいうと、細胞と細胞の間や、外側にある構造体いわゆる細胞周りのコラーゲンかな。
【参考】丸山ワクチンの後半部分

※コラーゲン以外にもヒアルロン酸や、ラミニンなどもあるが…

MMPはこのコラーゲンなどを分解する活性を持つ酵素で、浸潤・転移していく過程で必須の酵素。
要は、がん細胞を増やす手助けになる酵素。

要は、邪魔なやつ

過度なＭＭＰ活性は、癌の成長、腫瘍転移、腫瘍における血管形成、関節炎および結合組織系の障害、循環器疾患、炎症、および自己免疫疾患に関連していると言われてもいる。

また、ヒトのゼラチナーゼＭＭＰ２およびＭＭＰ９の活性レベルの上昇は、腫瘍転移のプロセスに関連しているとも。

要するに、結果として、ＭＭPの優れた阻害剤が強く求められている。
そう、MMP９を阻害することで、転移を防げるだろうと。

これは昔から注目されていたことで、実際に、約20年前、世界の大手製薬各社はこぞって転移阻害薬の開発に着手した。
「ＭＭＰを阻害すれば転移を防げる」と考えたのです。

しかし実際には、ＭＭＰは体のあちこちで働いており、その阻害剤は、関節痛や筋肉痛、傷が治らない、といった深刻な副作用を引き起こしてしまいました。

この結果、大手製薬企業は一斉に転移阻害薬から手を引き、主に大学などの研究機関で細々と開発が続けられることとなりました。
そう、ギリアド社は諦めていない

さらにマイナスの情報としては、2016.9に癌ではなく、重度の急性潰瘍性大腸炎の治験としてMMP9抗体は中止している。

また、別の企業も含めてさまざまながんに対して50種類以上のMMP阻害剤の臨床試験が行われてきた。
しかし、臨床試験は全て失敗に終わっている。

そんな中、このアンデカリキシマブはアメリカではもう第III相の治験まで行っている。出回るまであと一歩。

日本においては、まだ第I相。
治験として４つの病院でしか扱いはなく、
まだ40人ほどの治験者しかいないとは聞いている。

確かに副作用の恐怖心はなくはなかったが

それ以上に何か期待を持ってしまう自分が当初からいた

孫悟空 的にいうと
おら、ワクワクすっぞー的なwww

副作用・僕の体感
・頭部のできもの(ニキビみたいなもの)→担当看護師と話してて、おそらくこの新薬による副作用だと。
・頭痛→この薬によるものかは断定できていない

2/16のCT検査で効能があったことを追記できること信じてます。

 現在使用中抗がん剤
・TS-1
・オキサリプラチン
・アンデカリキシマブ(治験)

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そうた(そうちゃん)

◆癌サバイバー/新人ブロガー◆ ３２歳でスキルス胃癌ステージ４・余命半年を宣告され絶望。 そこから奇跡の復活を成し遂げている最中です。３児のパパ。 闘病記だけでなく、お金のことや、仕事のことなど色々書いていきます！ もっと詳しい自己紹介は名前をクリックしてね⇪

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